2009年 06月 15日
burnet hill -1-
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ずっとずっと何年も前から行きたかった場所。
淳一郎が、奈々が、卯月が永遠に生きている場所。
五郎くんが寂しさを背負いながらも陽気に過ごしている場所。
幸せに満ち、そしてちょっと哀しい場所だ。
今まで毎年のように犬連れで清里は訪れていた。
でも我が家はキャンプが主体なのでペンションに宿泊することはほとんどなく、
なかなか訪問する機会がなかった。
今回たまたま、1泊で遊びに行ける時間が取れたのだが、
キャンプで1泊だけというのはちょっと辛いので、どこかのペンションに1泊という計画を立てた。
・・・犬と宿泊できる部屋が1室しかないので burnet hill は無理だろうな・・・
と思いながら宿泊情報を見てみると運良く空いていたので、さっそく予約した。
「for JUN」 は何度読んだことだろう。表紙は破れそうだし、装丁はページが取れそうになっている。
読むたびに涙が出る。なぜだろう。
淡々とした語り口の中に深い愛情と深い悲しみを感じるからかもしれない。
特別な犬。入江夫妻にとってのかけがえのない宝物だったJUN。
そんなJUNがいた空間を、JUNが歩いた道を、JUNが遊んだ庭を、心で感じたかった。
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by mikekinya
| 2009-06-15 00:00
| ジュリアン&マノン