2009年 09月 30日
坂東三十三観音霊場 ~ソロキャンプでシロコロホルモンの夜~
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鎌倉~湘南方面には皆無と言っていいほどキャンプ場はありません。
地元の人なら知ってるのかもしれないけど、ネットで調べる限りキャンプ場は見つかりませんでした。
WILDでHEAVYなバイカーならそのへんの海辺で野営しちゃうのかもしれないけど
僕にはそんな命知らずなことはできません。
仕方ないので宮ケ瀬方面まで北上したところにあるキャンプ場に予約しておきました。
実は僕には今回のソロキャンプでもう一つ目的があるのです。
それは2008年度のB-1グランプリで優勝した厚木名物シロコロホルモンを食うということです。
さて、1日目は予定通り4つのお寺を巡り終わり、キャンプ地のリッチランドへ向かいます。
途中、厚木市内を通り大澤精肉店で目的のシロコロホルモンを買いました。
本当はこのあとスーパーに寄ってその他の食材やビールなどを買おうと思ったのですが
大澤精肉店にいろいろ売ってたので買い物はすべて済ませてしまいました。
店の前に駐車場がなかったのでバイクをちょこっと舗道に留めさせてもらっていたのですが
帰り際に50歳過ぎくらいのオジサンがママチャリで寄ってきて話しかけて来ました。
「いいねぇ。これからどこかでキャンプかい?」
「ええ。宮ケ瀬の手前のほうなんですが・・・」
「うらやましいねぇ。僕はバイクをやめて10年くらいたつんでね・・・」
「はぁ・・・」
「宮ケ瀬の手前にキャンプ場なんてある?」
「ありますよ。リッチランドってとこです。」
「え??あの露天風呂の??あそこってキャンプ場かい??」
「ええ、そのはずですが。。。」
「ああ、そういやぁ奥のほうにバンガローみたいなのあったなぁ。
ぜんぜんリッチじゃないとこだけどね。あそこ。」
「・・・・・・・・知ってます(^^;」
「そんじゃ!気を付けて!」
と言ってオジサンはママチャリで去って行きました。
キャンプ場に「リッチランド」というネーミングもすごいけど、
オジサンは昔、何かをものすごく期待してそこに行ってみたに違いない。
リッチランドという響きに期待し過ぎちゃったんだね。
そして僕は何かを期待し過ぎることもなく、17:30頃にはリッチじゃない普通のキャンプ場に到着しました。
キャンプ場の管理人さん(奥さん?)はとても親切な方で、
バイクお一人ならとっておきの場所がありますよと、オートサイトの奥のほうにある
小川のほとりのテント1張分のスペースを教えてくれた。
BBQハウス兼炊事場の奥にあるひっそりした場所。
このBBQハウスはキャンプ場の端のほうにあるため、この時期は使う人もいないらしい。
「独占して使っちゃっていいですよ。屋根の下にバイク止められるしね。
何なら屋根の下にテント張ってもいいし。」
申し出はありがたいけど、天気もいいし、やっぱり僕は星の下にテント張りますよ。
↑ 荷物を入れていたコンテナを即席テープルにしています。このローチェアが最高にらくちん。
↑ 写真左側に小川が流れています。右側はゆるい崖。
↑ これは翌朝撮影した写真。BBQハウスの奥のどんづまり。
このBBQハウスの屋根の蛍光灯が夜中じゅう点いていたらどうしよう・・・・と思ったけど
一度も点くことはなかったです。
着く前は設営が終わって一息ついたら露天風呂に入りに行こうと思っていたのだが、
管理人さんの「風呂は6:30で終わりですからね。」の一言にちょいがっかり。
露天風呂が売りで外来入浴もOKにしているのなら、もう少し遅くまでオープンしててもいい気がする。
しょうがないので設営の途中で風呂だけ入りに行く。
やっぱ露天風呂はいいねぇ。でももう陽は沈んでいたので外は暗く、景色は見えず残念。
入浴後、ガソリンランタンの灯りを頼りに残りの設営を済ませ、いよいよ夕飯です。
管理棟で買っておいた炭を起こし、シロコロホルモンを焼きましょう(^^)
夕飯はこのシロコロホルモン316gと一番搾り350ml缶1本だけ。
このホルモンはものすごく美味い! 500gパックを買えばよかったよ。
普通のホルモンと違うのは茹でてないところと腸の輪切りだってこと。
輪切りの内側についている脂肪がコロコロとしていて柔らかく、噛むとジュワっと口に広がります。
ホルモンにからめてあるピリ辛の味噌ダレがちょうどいい。焼いた後のタレはいりません。
デブタレの誰かが「肉の一番美味いところは脂だ」みたいなことを言ってましたが、まさにその通り。
「まさにマジック。」と佐藤浩市のように言ってみる。
このシロコロホルモン、最近は冷凍してネット通販もしているらしいけど、
レビューを見るといまいちのことしか書いていない。
販売元を見れば地元厚木の業者じゃないし。
まぁ元は豚の丸腸ですから食肉関係の業者であれば誰だって扱えるわけです。
がっかりしたくなければオフィシャルHPで紹介しているお店か
厚木市商店会連合会HPに記載のあるお店で食べるか買ったほうがいいかもしれないですね。
ひとりキャンプって退屈でつまんないんじゃないかと思っているあなた。
なんだかんだとアッつー間に時間は過ぎちゃって、退屈なんてしてるヒマはなかったです。
こんな夜中に森の中にひとり。
満天の星空と小川のせせらぎ。
ひとり焼肉とひとり焚き火。
今頃ジュリアンはしゅぴしゅぴ言ってるのかな。
マノンはきっと何かおもちゃを探して部屋をうろうろしてるかも。
ママはいたずらマノンに「ごるぁ!」と叫んでるんだろうな。
「リビングの中心で、ごるぁを叫ぶ」
ちょっと古いね。
こんな場所でこんな時間をひとりで過ごすのは本当に貴重です。
ハーレーちゃんもご苦労ちゃん。明日も4つのお寺巡り頑張っちゃって。
ということで11:30頃寝ることにしました。おやすみなさい。
地元の人なら知ってるのかもしれないけど、ネットで調べる限りキャンプ場は見つかりませんでした。
WILDでHEAVYなバイカーならそのへんの海辺で野営しちゃうのかもしれないけど
僕にはそんな命知らずなことはできません。
仕方ないので宮ケ瀬方面まで北上したところにあるキャンプ場に予約しておきました。
実は僕には今回のソロキャンプでもう一つ目的があるのです。
それは2008年度のB-1グランプリで優勝した厚木名物シロコロホルモンを食うということです。
さて、1日目は予定通り4つのお寺を巡り終わり、キャンプ地のリッチランドへ向かいます。
途中、厚木市内を通り大澤精肉店で目的のシロコロホルモンを買いました。
本当はこのあとスーパーに寄ってその他の食材やビールなどを買おうと思ったのですが
大澤精肉店にいろいろ売ってたので買い物はすべて済ませてしまいました。
店の前に駐車場がなかったのでバイクをちょこっと舗道に留めさせてもらっていたのですが
帰り際に50歳過ぎくらいのオジサンがママチャリで寄ってきて話しかけて来ました。
「いいねぇ。これからどこかでキャンプかい?」
「ええ。宮ケ瀬の手前のほうなんですが・・・」
「うらやましいねぇ。僕はバイクをやめて10年くらいたつんでね・・・」
「はぁ・・・」
「宮ケ瀬の手前にキャンプ場なんてある?」
「ありますよ。リッチランドってとこです。」
「え??あの露天風呂の??あそこってキャンプ場かい??」
「ええ、そのはずですが。。。」
「ああ、そういやぁ奥のほうにバンガローみたいなのあったなぁ。
ぜんぜんリッチじゃないとこだけどね。あそこ。」
「・・・・・・・・知ってます(^^;」
「そんじゃ!気を付けて!」
と言ってオジサンはママチャリで去って行きました。
キャンプ場に「リッチランド」というネーミングもすごいけど、
オジサンは昔、何かをものすごく期待してそこに行ってみたに違いない。
リッチランドという響きに期待し過ぎちゃったんだね。
そして僕は何かを期待し過ぎることもなく、17:30頃にはリッチじゃない普通のキャンプ場に到着しました。
キャンプ場の管理人さん(奥さん?)はとても親切な方で、
バイクお一人ならとっておきの場所がありますよと、オートサイトの奥のほうにある
小川のほとりのテント1張分のスペースを教えてくれた。
BBQハウス兼炊事場の奥にあるひっそりした場所。
このBBQハウスはキャンプ場の端のほうにあるため、この時期は使う人もいないらしい。
「独占して使っちゃっていいですよ。屋根の下にバイク止められるしね。
何なら屋根の下にテント張ってもいいし。」
申し出はありがたいけど、天気もいいし、やっぱり僕は星の下にテント張りますよ。
このBBQハウスの屋根の蛍光灯が夜中じゅう点いていたらどうしよう・・・・と思ったけど
一度も点くことはなかったです。
着く前は設営が終わって一息ついたら露天風呂に入りに行こうと思っていたのだが、
管理人さんの「風呂は6:30で終わりですからね。」の一言にちょいがっかり。
露天風呂が売りで外来入浴もOKにしているのなら、もう少し遅くまでオープンしててもいい気がする。
しょうがないので設営の途中で風呂だけ入りに行く。
やっぱ露天風呂はいいねぇ。でももう陽は沈んでいたので外は暗く、景色は見えず残念。
入浴後、ガソリンランタンの灯りを頼りに残りの設営を済ませ、いよいよ夕飯です。
管理棟で買っておいた炭を起こし、シロコロホルモンを焼きましょう(^^)
夕飯はこのシロコロホルモン316gと一番搾り350ml缶1本だけ。
このホルモンはものすごく美味い! 500gパックを買えばよかったよ。
普通のホルモンと違うのは茹でてないところと腸の輪切りだってこと。
輪切りの内側についている脂肪がコロコロとしていて柔らかく、噛むとジュワっと口に広がります。
ホルモンにからめてあるピリ辛の味噌ダレがちょうどいい。焼いた後のタレはいりません。
デブタレの誰かが「肉の一番美味いところは脂だ」みたいなことを言ってましたが、まさにその通り。
「まさにマジック。」と佐藤浩市のように言ってみる。
このシロコロホルモン、最近は冷凍してネット通販もしているらしいけど、
レビューを見るといまいちのことしか書いていない。
販売元を見れば地元厚木の業者じゃないし。
まぁ元は豚の丸腸ですから食肉関係の業者であれば誰だって扱えるわけです。
がっかりしたくなければオフィシャルHPで紹介しているお店か
厚木市商店会連合会HPに記載のあるお店で食べるか買ったほうがいいかもしれないですね。
ひとりキャンプって退屈でつまんないんじゃないかと思っているあなた。
なんだかんだとアッつー間に時間は過ぎちゃって、退屈なんてしてるヒマはなかったです。
こんな夜中に森の中にひとり。
満天の星空と小川のせせらぎ。
ひとり焼肉とひとり焚き火。
今頃ジュリアンはしゅぴしゅぴ言ってるのかな。
マノンはきっと何かおもちゃを探して部屋をうろうろしてるかも。
ママはいたずらマノンに「ごるぁ!」と叫んでるんだろうな。
「リビングの中心で、ごるぁを叫ぶ」
ちょっと古いね。
こんな場所でこんな時間をひとりで過ごすのは本当に貴重です。
ハーレーちゃんもご苦労ちゃん。明日も4つのお寺巡り頑張っちゃって。
ということで11:30頃寝ることにしました。おやすみなさい。
by mikekinya
| 2009-09-30 00:00
| 坂東三十三観音霊場