2010年 06月 29日
戦慄の歌唱力
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95年頃の映像だそうです。
正直言って、八神純子さんが現役だった70年代後半~80年代前半の頃、
僕はほとんど彼女と彼女の楽曲に興味はありませんでした。
YouTubeでたまたまこの動画を見て、鳥肌がたった。
これはスゴイ!
トーク番組でちょっとさわりだけ歌ってみたみたいなノリで、この歌唱力は何なんだ。。。
ガットギターがボサノバ調なのがさらに素晴らしい。このままずっと聞いていたい感じ。
昔は歌声を耳にすることはあったけれど、この歳になってはじめて彼女の歌のうまさに気が付いた。
この番組のゲストも会場も静まり返っちゃってますねぇ。そりゃそーでしょうとも。
彼女は時代的にちょっぴり損をしたのではないかと思う。
たぶん彼女の楽曲はニューミュージック系に分類されるのだと思うが、
もう流行は終わりかけで、テレビ界はアイドル全盛時代に入っていってた。
調べてみると1980年の後半からは田原俊彦・近藤真彦・松田聖子・中森明菜
といったアイドルがランキングの常連になっていき、ニューミュージック系の人たちは
ほぼ一発屋で終わる。「異邦人」の久保田早紀もしかり、「恋に落ちて」の小林明子もしかり。
インターネットもなく、テレビとかラジオしかメディアがない時代でしたので、
彼女たちのように露出に消極的で地道な活動をしているアーティストにとっては
辛い時代だったでしょうね。
ところで、この番組のセットからして、お洒落なバーをイメージしてるんだと思うんだけど、
なんか、後のほうでせっせと仕事してるヒゲ坊主みたいな場違いな2人が気になって仕方がない。
素麺ですかね? ちゃんと茹であがり加減もチェックしてますね。 料理人は寡黙じゃなきゃね。
それとね、カウンターの上のシャンパングラスは歌の雰囲気にピッタシだと思いますが、
どんぶりとお椀が微笑ましい。
アメリカ人と結婚して2人の子供もいるアメリカ在住の八神純子さんは、
2000年に入ってからは音楽活動はやってないみたいですね。
あの時代から30年たって、やっと宝物だったこと気づく僕みたいな大バカ者もいるので
是非、アコースティックライブなんかをやって欲しいものです。
思い出は美しすぎてかぁ・・・
美しすぎる思い出なんて、結局できないまんまだったなぁ。色恋沙汰に関しては(笑)
でもね、今のこの愛犬との生活は生涯忘れない思い出になるだろうと思います。
by mikekinya
| 2010-06-29 00:00
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