2013年 04月 17日
ペットの安楽死に反対する意見②
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前回の記事についてですが、
「オマエが一番感情的だろう」と指摘されていますね。
強い言葉を使ってストレートに表現しただけで、自分自身を喪失するほど熱くなってはいません。
リアルに会ったことのある犬友さんからもご心配のメールをいただいていますが、
そもそもインターネット上の匿名意見にはあまり動じることはありませんのでご心配なく。
たとえ2chで叩かれたり炎上したりしたとしても、蚊に刺された程度のものです。
数日たてば痒みもなくなり腫れも引きます。
これは職場で時間をみつけて書いています。ジュリアンのそばにいてやることはできません。
帰宅後はネットは見ずにできる限りジュリアンに手を添えていますよ。
>はじめまして<3回目>様
ご心配いただきありがとうございます。
苦しんでいる命を目の前にして、もう医療的にも手の施しようがない時、
俺だったら「もう充分闘ったんだから楽になっていいよ」と言ってやります。
相方も俺も医学的なものから宗教的なものまでいろいろな本を読みましたから
安楽死の選択に迷いはないのです。ただタイミングの判断はとても難しいです。
最終的には担当医の現状判断と、自分ら夫婦がジュリアンの目と声で判断するしかありませんでした。
「安楽死もやむなし」という意見に対し、それは偽善だという”バニ飼い”は
安楽死は悪だと思い込んでいて、俺は「それって何のカルト?」と思いましたよ。
>オゾン様
実はozonさんのブログは時々拝見させていただいていました。
この場を借りてメンマ母さんのご冥福を祈らせていただきます。
今、うちのジュリアンは薬も食事も拒否して2週間。体はもう骨と皮だけのようです。
自分で立つこともできなくなり、数メートルも歩けません。
腫瘍は全身に広がり、一部は破裂し一部は壊死している状態です。
こんな満身創痍で激痛がないわけないと思うんです。
でも彼女はとても強い子で、泣き叫んだりわがままを言ったりしません。
トイレがしたくなると全身の力を振り絞ってウォーンと教えてくれるのです。
オムツをしているので、そのまましてくれてもいいのに。
そんなジュリアンを見ていると何も助けてあげられない自分に悲しくなります。
まだジュリアンもマノンも若い犬だった8年くらい前ですが、
あるホームページで見つけた言葉をメモしておきました。
病気の愛犬のことに悩む読者に贈られた言葉です。
私は認めます。私は大きな声で断言します。
「あなたの悩んで出した判断は間違っていません。
あなた以上にその犬にしてあげられた人は誰もいません。
あなたのできるだけのことは、世界中の誰がすることよりも最上のことです。」
心に響き、今も忘れられません。
>第三者様
真っ正面から受け止めて意見を言ってくれてありがとう。
でもね”バニ飼い”の書き込みを「一部アリ」だなんて思ってたら危ないよ。
俺自身がどんな人物か知らないけど、書いた内容からその人の人格が見えることって
あるでしょう? 「あ、こいつ怪しいかも・・・」ってね。
いろんな思想や考え方はあっていい。議論に値するものならやりあってかまわない。
宗教的哲学観とは簡単に言うと「思想」ってことで、
俺が知りたかったのは、今まさに苦しんでいる愛犬に対して
楽にしてあげる選択を何が何でも拒否する思想のバックボーンは何かってことです。
そのことにまったく触れないで俺の発言に対する非難ばっかりの投稿は
最大級のガッカリです。人のあげ足取ってないでもう少し勉強しましょう。
>怒りに満ちた矛盾様
「宗教的哲学観」という言葉を使ったことに対して気に入らない人が多いようだね。
宗教と言ったって神様の言葉がどーのこーのという短絡的なことじゃないんだよ。
神様の声など俺には聞こえないし、犬に殺してって頼まれてもいない。
愛する犬が苦しんでいるのを無視すれば、立派な飼い主なんですかね?
これがあなたの運命だから苦痛をとことん我慢させれば、犬を飼う資格があるってこと?
犬は犬なりの本能があることの一例として、うちのマノンもそうだったし、ジュリアンも
体調が悪くなってから暗い狭い所に行きたがります。学者もはっきりとはわからないようだが、
群れに病気が移らないように自らを隔離する本能という人もいるし、
弱体化している自分を外的から守るためという人もいるし、
もう何もせずにこのまま静かに逝かせてほしいという意思表示だという人もいる。
死を先回りして想像し恐怖するから人間には様々な思想や宗教が生まれた。
犬には自分の死という概念はないでしょう。だから恐怖は感じていない。
ただ体がものすごく痛く、呼吸がものすごく苦しい。ただただ耐える。
耐えることしかできない。回復なんてもう見込めないのに我慢する。
自殺したり安楽死を頼んだりできません。悲しいね。
できたら安楽死に反対だという思想は何に基づくものなのか教えてもらえないだろうか?
俺が今まで読んだ書籍には書いてなかったもので。
でもまたしょーもないこと書いてたら無視するよ。疲れるんで。
>感情的なのはパパさんでは?様
言葉をオブラートで包まずストレートに発言することはあります。意図的に。
怒ってもらったほうが相手の本性を知りやすい場合があると思って。
それと、ブログを放置しようが記事を書こうが大きなお世話ですよ(笑)
相方のブログに非難があれば、あちらでへんな議論にならないように
こちらに誘導したまでのこと。でしゃばるなって言われたって困りますよ。
犬は人間が生産したのだから殺すのは飼い主の自由と言っているわけではありません。
どんな酷い病気の犬にも「自然のまま逝かせてやれ。安楽死なんて間違っている」
という意見に対し、飼い犬は野生動物ではないのになぜ死ぬ時だけ自然のままにこだわる?
病気になった犬を保健所に持ち込んだりして放棄するのとは違う。愛する犬の余生が苦しみ
だけなのなら、天に送ってやるのも飼い主の使命ではないかと言いたいのです。
そのことで、俺ら夫婦は一生胸が痛むのかもしれないけれど、
癒しや楽しみだけじゃなく心の痛みや哀しみも受け入れる覚悟はある。
また、人間が生産したものを人間が殺すのは仕方がないとも言える。
牛肉/豚肉/鶏肉は、人間が家畜として生産したものです。
家畜とペットは違いますか?
人間は動物を殺したり植物を刈り取らねば生きていけない。
私たちの食事のために、私たちの代行として動物殺してくれている人がいる。
大多数の自治体の動物センターでは今日もガスによる窒息死が行われている現実。
名前を付け毎日抱きしめた愛犬を苦渋の選択で安楽死させることに反対する人々は
この矛盾を解決するどのような思想や哲学を持っているのか俺はとても知りたい。
>ネオ田ナチ男様
いい名前だね(笑)
同意見のコメントばかりあるわけないんで、反対意見の根拠を知りたいと思ったんだけどね。
なんかものたりないあげ足取りな反対意見ばかりなんで、おじさんは苦笑中。
まぁこんなネットの片隅の放置ブログで高尚な意見が見られるわけないか。
独学しようにも、犬の安楽死に反対する思想の書籍が見つからないんだよね。
勉強になる本があったら教えてください。
愛犬安楽死に対しいろんな意見があることは承知しています。
でも安楽死に反対する意見の背景は何なのかとても知りたい。
犬に安楽死を頼まれていないでしょ?とか、神様がどーだこーだとか、アホかと。
人間だって脳死状態になって本人の意思確認ができない場合、
家族の意志で生命維持装置を外す選択もできるこの時代に、
何を言ってるの?? と思うわけですよ。
人に反論する以上、確固とした思想を持っているのかと思えば
便所の落書きみたいなものもあったのでガッカリ。
”バニ飼い”の発言は無視しようかとも思ったけど、
自分の発散のために言いたいことを言うことにしました。
でも、もうやめますよ。結論は出ないでしょうからね。
死刑存続派と死刑反対派も結論は出ないし、
クリスチャンとモスリムの戦いも決着しないし、
世の中は白黒つけられないことだらけ。それがリアルな現実世界。
不勉強な中学生レベルの意見にわざわざ俺が反応するのも疲れたよ。
でも、反対派の人たちがどうしてもまだ言いたいことがあるならどうぞ。
少しは「これはちょっと考えさせられるなぁ」という意見をお願いします。
返事は遅めだけどね。
最後に。
有名なエピソードですが、カヌーイストの野田知佑さんは
カヌー犬ガクを亡くした時、知り合いの剥製師に頼み
犬歯を抜き椎名誠親子に贈り、ガクの毛皮で自身のチョッキ(ベスト)を作った。
知り合いの何人かは残酷だと言ったそうだ。
それに対して野田知佑さんは思う。
この人たちは残酷という言葉の意味をわかっていない。
犬を飼うということはここまですることなのだよ、と。
「オマエが一番感情的だろう」と指摘されていますね。
強い言葉を使ってストレートに表現しただけで、自分自身を喪失するほど熱くなってはいません。
リアルに会ったことのある犬友さんからもご心配のメールをいただいていますが、
そもそもインターネット上の匿名意見にはあまり動じることはありませんのでご心配なく。
たとえ2chで叩かれたり炎上したりしたとしても、蚊に刺された程度のものです。
数日たてば痒みもなくなり腫れも引きます。
これは職場で時間をみつけて書いています。ジュリアンのそばにいてやることはできません。
帰宅後はネットは見ずにできる限りジュリアンに手を添えていますよ。
>はじめまして<3回目>様
ご心配いただきありがとうございます。
苦しんでいる命を目の前にして、もう医療的にも手の施しようがない時、
俺だったら「もう充分闘ったんだから楽になっていいよ」と言ってやります。
相方も俺も医学的なものから宗教的なものまでいろいろな本を読みましたから
安楽死の選択に迷いはないのです。ただタイミングの判断はとても難しいです。
最終的には担当医の現状判断と、自分ら夫婦がジュリアンの目と声で判断するしかありませんでした。
「安楽死もやむなし」という意見に対し、それは偽善だという”バニ飼い”は
安楽死は悪だと思い込んでいて、俺は「それって何のカルト?」と思いましたよ。
>オゾン様
実はozonさんのブログは時々拝見させていただいていました。
この場を借りてメンマ母さんのご冥福を祈らせていただきます。
今、うちのジュリアンは薬も食事も拒否して2週間。体はもう骨と皮だけのようです。
自分で立つこともできなくなり、数メートルも歩けません。
腫瘍は全身に広がり、一部は破裂し一部は壊死している状態です。
こんな満身創痍で激痛がないわけないと思うんです。
でも彼女はとても強い子で、泣き叫んだりわがままを言ったりしません。
トイレがしたくなると全身の力を振り絞ってウォーンと教えてくれるのです。
オムツをしているので、そのまましてくれてもいいのに。
そんなジュリアンを見ていると何も助けてあげられない自分に悲しくなります。
まだジュリアンもマノンも若い犬だった8年くらい前ですが、
あるホームページで見つけた言葉をメモしておきました。
病気の愛犬のことに悩む読者に贈られた言葉です。
私は認めます。私は大きな声で断言します。
「あなたの悩んで出した判断は間違っていません。
あなた以上にその犬にしてあげられた人は誰もいません。
あなたのできるだけのことは、世界中の誰がすることよりも最上のことです。」
心に響き、今も忘れられません。
>第三者様
真っ正面から受け止めて意見を言ってくれてありがとう。
でもね”バニ飼い”の書き込みを「一部アリ」だなんて思ってたら危ないよ。
俺自身がどんな人物か知らないけど、書いた内容からその人の人格が見えることって
あるでしょう? 「あ、こいつ怪しいかも・・・」ってね。
いろんな思想や考え方はあっていい。議論に値するものならやりあってかまわない。
宗教的哲学観とは簡単に言うと「思想」ってことで、
俺が知りたかったのは、今まさに苦しんでいる愛犬に対して
楽にしてあげる選択を何が何でも拒否する思想のバックボーンは何かってことです。
そのことにまったく触れないで俺の発言に対する非難ばっかりの投稿は
最大級のガッカリです。人のあげ足取ってないでもう少し勉強しましょう。
>怒りに満ちた矛盾様
「宗教的哲学観」という言葉を使ったことに対して気に入らない人が多いようだね。
宗教と言ったって神様の言葉がどーのこーのという短絡的なことじゃないんだよ。
神様の声など俺には聞こえないし、犬に殺してって頼まれてもいない。
愛する犬が苦しんでいるのを無視すれば、立派な飼い主なんですかね?
これがあなたの運命だから苦痛をとことん我慢させれば、犬を飼う資格があるってこと?
犬は犬なりの本能があることの一例として、うちのマノンもそうだったし、ジュリアンも
体調が悪くなってから暗い狭い所に行きたがります。学者もはっきりとはわからないようだが、
群れに病気が移らないように自らを隔離する本能という人もいるし、
弱体化している自分を外的から守るためという人もいるし、
もう何もせずにこのまま静かに逝かせてほしいという意思表示だという人もいる。
死を先回りして想像し恐怖するから人間には様々な思想や宗教が生まれた。
犬には自分の死という概念はないでしょう。だから恐怖は感じていない。
ただ体がものすごく痛く、呼吸がものすごく苦しい。ただただ耐える。
耐えることしかできない。回復なんてもう見込めないのに我慢する。
自殺したり安楽死を頼んだりできません。悲しいね。
できたら安楽死に反対だという思想は何に基づくものなのか教えてもらえないだろうか?
俺が今まで読んだ書籍には書いてなかったもので。
でもまたしょーもないこと書いてたら無視するよ。疲れるんで。
>感情的なのはパパさんでは?様
言葉をオブラートで包まずストレートに発言することはあります。意図的に。
怒ってもらったほうが相手の本性を知りやすい場合があると思って。
それと、ブログを放置しようが記事を書こうが大きなお世話ですよ(笑)
相方のブログに非難があれば、あちらでへんな議論にならないように
こちらに誘導したまでのこと。でしゃばるなって言われたって困りますよ。
犬は人間が生産したのだから殺すのは飼い主の自由と言っているわけではありません。
どんな酷い病気の犬にも「自然のまま逝かせてやれ。安楽死なんて間違っている」
という意見に対し、飼い犬は野生動物ではないのになぜ死ぬ時だけ自然のままにこだわる?
病気になった犬を保健所に持ち込んだりして放棄するのとは違う。愛する犬の余生が苦しみ
だけなのなら、天に送ってやるのも飼い主の使命ではないかと言いたいのです。
そのことで、俺ら夫婦は一生胸が痛むのかもしれないけれど、
癒しや楽しみだけじゃなく心の痛みや哀しみも受け入れる覚悟はある。
また、人間が生産したものを人間が殺すのは仕方がないとも言える。
牛肉/豚肉/鶏肉は、人間が家畜として生産したものです。
家畜とペットは違いますか?
人間は動物を殺したり植物を刈り取らねば生きていけない。
私たちの食事のために、私たちの代行として動物殺してくれている人がいる。
大多数の自治体の動物センターでは今日もガスによる窒息死が行われている現実。
名前を付け毎日抱きしめた愛犬を苦渋の選択で安楽死させることに反対する人々は
この矛盾を解決するどのような思想や哲学を持っているのか俺はとても知りたい。
>ネオ田ナチ男様
いい名前だね(笑)
同意見のコメントばかりあるわけないんで、反対意見の根拠を知りたいと思ったんだけどね。
なんかものたりないあげ足取りな反対意見ばかりなんで、おじさんは苦笑中。
まぁこんなネットの片隅の放置ブログで高尚な意見が見られるわけないか。
独学しようにも、犬の安楽死に反対する思想の書籍が見つからないんだよね。
勉強になる本があったら教えてください。
愛犬安楽死に対しいろんな意見があることは承知しています。
でも安楽死に反対する意見の背景は何なのかとても知りたい。
犬に安楽死を頼まれていないでしょ?とか、神様がどーだこーだとか、アホかと。
人間だって脳死状態になって本人の意思確認ができない場合、
家族の意志で生命維持装置を外す選択もできるこの時代に、
何を言ってるの?? と思うわけですよ。
人に反論する以上、確固とした思想を持っているのかと思えば
便所の落書きみたいなものもあったのでガッカリ。
”バニ飼い”の発言は無視しようかとも思ったけど、
自分の発散のために言いたいことを言うことにしました。
でも、もうやめますよ。結論は出ないでしょうからね。
死刑存続派と死刑反対派も結論は出ないし、
クリスチャンとモスリムの戦いも決着しないし、
世の中は白黒つけられないことだらけ。それがリアルな現実世界。
不勉強な中学生レベルの意見にわざわざ俺が反応するのも疲れたよ。
でも、反対派の人たちがどうしてもまだ言いたいことがあるならどうぞ。
少しは「これはちょっと考えさせられるなぁ」という意見をお願いします。
返事は遅めだけどね。
最後に。
有名なエピソードですが、カヌーイストの野田知佑さんは
カヌー犬ガクを亡くした時、知り合いの剥製師に頼み
犬歯を抜き椎名誠親子に贈り、ガクの毛皮で自身のチョッキ(ベスト)を作った。
知り合いの何人かは残酷だと言ったそうだ。
それに対して野田知佑さんは思う。
この人たちは残酷という言葉の意味をわかっていない。
犬を飼うということはここまですることなのだよ、と。
by mikekinya
| 2013-04-17 00:00
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